CHB000946C-カグヤ

「はーい！」と返事をしながら、カグヤは自分の部屋を出た。階段を降りながら、ふと昨日のことを思い出した。昨日、お母さんと一緒に公園に行ったとき、花壇の隅に小さな石が埋まっているのを見つけたんだ。その石が妙にキラキラしていて、なんだか大切なもののように感じたけれど、カグヤはそのまま石を残して帰ってきてしまった。

朝食の後、カグヤはどうしても昨日の石が気になって、もう一度公園に行きたくなった。

「ねえ、お母さん、昨日の公園にまた行ってもいい？」と尋ねると、お母さんは少し不思議そうな顔をしながらも、「いいわよ。でも遊び過ぎずにすぐ帰ってきてね」と微笑んで送り出してくれた。

カグヤは急いで公園に向かった。昨日の場所に戻ると、花壇の隅に埋もれていたあの光る石が、まだそこにあった。夢の中で見た光景がよみがえり、彼女はおそるおそる石を拾い上げた。

「うそ⁉️😮あの夢、ほんとうだったの⁉️」

カグヤがそうつぶやいた瞬間、石がほんの一瞬だけ光を放ち、その後ただの普通の石に戻った。カグヤは驚いた顔をしながら、石をじっと見つめた。

「なんだろう、これ…」

結局、特に何かが起こったわけではなかったけれど、カグヤはその石を大切にポケットにしまい、家に帰った。夢と現実が少しだけ重なったような、不思議な出来事だったけれど、カグヤの心の中には、小さな物語が今始まったような気持ちが残った。

彼女はこれからも、あの石が何か特別な力を持っているのかどうか、ずっと確かめたいと思い続けるのだろう。

プロフィール

名前：カグヤ
年齢：9歳
学年：小学3年生
誕生日：7月15日
血液型：A型
身長：130cm
好きな食べ物：メロンパンといちご
嫌いな食べ物：ピーマンと納豆
趣味：絵を描くこと、星を眺めること、友だちと秘密の場所を探すこと
特技：木登りとスケッチ、かくれんぼで見つからないこと
性格：好奇心旺盛で、いつも明るく元気。少しおっちょこちょいで、時々ボーッとするところもあるが、思いやりがあって友だちを大切にする優しい心の持ち主。
好きな教科：図工と国語。物語を書くのが好きで、いつか自分の本を作りたいと思っている。
苦手な教科：算数。数字がたくさん出てくると頭がクラクラしてしまう。
家族構成：お母さん、お父さん、そして猫の「ユメ」
将来の夢：絵本作家や、星空の下で物語を書く旅人になりたい。冒険するのが好きで、いろんな場所を見てみたいと思っている。
友だちとの関係：カグヤは友だちからも信頼される存在。困っている人を見たらすぐに手を差し伸べる優しさを持ち、みんなと一緒に遊ぶのが大好き。特に友だちのマイとナオとは一緒に小さな冒険をするのが日常。
休日の過ごし方：近所の公園や秘密基地で探検したり、家で猫のユメと遊んだりする。お父さんが読み聞かせてくれる冒険の本を聞きながら、いつも自分もその世界に飛び込んでいる気分になっている。