あれ?😪……もう給食?

ショートストーリー
トモカはハラペコ眠り姫
『あれ?😪……もう給食?』
トモカは、自分の席で机に突っ伏していた。
心地よい春の陽射しが窓から差し込み、教室の空気はぽかぽかと暖かい。
どこからか聞こえる小鳥のさえずりと、廊下を走る誰かの足音がぼんやりと耳に届く。
「トモカ、起きろって!」
肩を揺さぶられ、トモカは目をこすりながら顔を上げた。
目の前には、クラスメイトのユウキが立っていた。
「んー……なに?」
「休み時間だぞ! ドッジボールやるから早く来いよ!」
トモカはぽかんと口を開けたまま、しばらくユウキの顔をじーっと見つめる。
寝ぼけたままの頭で、さっきまで見ていた夢の続きを思い出そうとしていた。
――そうだ。トモカは夢の中で、おいしそうな給食の時間を迎えようとしていたのだ。
フワフワのパンと、とろとろのシチュー。デザートには大好きなプリン……。
お腹がグーっと鳴るのを感じながら、トモカはのんびりつぶやいた。
「……もう給食?」
「はぁ!? なんでそうなるんだよ!」
ユウキが呆れたように言うが、トモカはまだ夢うつつのまま、ゆっくりと目を閉じる。
「……給食の時間になったらおこして……」
そう言うなり、また机に突っ伏してしまった。
ユウキは大げさに肩をすくめて、笑いながら言った。
「ったく、しょうがねーな!」
ユウキがドッジボールへと走っていくのを背に、トモカの意識は再び夢の中へ。
――目の前には、大きなトレーに乗った大盛ごはんと焼き鮭、そして湯気の立つ具だくさんのみそ汁。
「……あれ?」
さっき見たのと少し違う。 シチューとパンはどこにいったの!?
でも、よく見ればデザートには、なぜかさっきより大きな特大プリンが乗っている。
「……まあ、いっか……やっと給食だぁ……」
そうつぶやきながら、トモカは幸せそうにスヤスヤと寝息を立てるのだった。
プロフィール
🌟 名前: 友香(トモカ)
🎂 年齢: 8歳(小学3年生)
🎨 特徴: 黒髪のショートポニーテール、元気で表情豊か
😴 性格: のんびりマイペース、寝るのが大好き
🍙 好きなもの: 給食、お昼寝、友達と遊ぶこと
🏃♀️ 苦手なもの: 早起き、計算ドリル
⚽ 特技: 走るのが速い、ドッジボールの投げる力が意外と強い
🐰 好きな動物: うさぎ(ふわふわしてるから)
🎵 口癖: 「もうちょっとだけ~…」
📖 夢: お昼寝ができるお仕事を見つけること!?
給食の時間と昼寝をこよなく愛する、ちょっぴりマイペースな小学生!
トモカからのメッセージ
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