なんだろう?😊はやくこないかな〜!
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ショートストーリー
千絵のわくわくプレゼント
『なんだろう?😊はやくこないかな〜!』
夕ご飯を食べ終わったあと、突然、ママに「今日、千絵(ちえ)にプレゼントが届いたよ」と言われた。
「プレゼント?」と驚く間もなく、寝室で待つようにママに言われ、千絵は部屋へ向かった。
それからしばらく、千絵はベッドの上にちょこんと座り、ドキドキしながらママを待っている。
「プレゼント……? なんだろう?」
千絵の頭の中には、いろんなものが浮かんでくる。
(もしかして、新しいぬいぐるみ!? それとも、お人形? もしかしたら、お菓子の詰め合わせだったりして……!)
考えれば考えるほど、ワクワクしてきて、思わずベッドの上でぴょんぴょん弾んでしまう。
「はやくこないかな〜!」
そう思ったちょうどそのとき——
ガチャッ。
ママが、大きなダンボールを抱えて部屋に入ってきた。
「お待たせ! さあ、開けてみて」
「わぁ! なにが入ってるの?」
千絵はドキドキしながら、ダンボールのふたを開ける。
すると、中にはフリルのついたワンピースや、リボン付きのブラウス、ふわふわのスカート……!
「かわいいー!!!」
思わず歓声をあげる千絵。まるでお姫様みたいな服がたくさん入っている!
「アヤコちゃんのママが送ってくれたの。アヤコちゃんが小学生のときに着ていたお洋服よ。おさがりだけど、まだきれいでしょ?」
「すごい! こんなにたくさん!これ着たーい!!」
さっそく一番気に入ったワンピースを手に取り、頭からかぶる千絵。
しかし——
「ん? あれ……」
ワンピースは少し大きくて、袖も裾もダラーンと長い。
「うわぁ……ちょっと大きい……」
がっかりした顔でママを見上げる千絵。
「アヤコちゃんが小学生の時のだから、千絵にもぴったりかと思ったんだけどね。うーん、あと少し大きくなったらちょうどいいかな」
「えー……じゃあ、着られないの?」
「また来年までしまっておこうか」
千絵は大きすぎる袖をぶんぶん振りながら、ちょっぴりふくれっ面。
「せっかくかわいいのにぃ……」
せめて何か着られるものがないかと、千絵はダンボールの中をもう一度覗き込んだ。
(うーん、せめて靴下くらいなら……大きくてもいいかな?)
しばらく服をあれこれ引っ張り出しながら、千絵の「試着タイム」は続くのだった。
プロフィール
🌟 名前: 千絵(ちえ)
🎂 年齢: 7歳(小学1年生)
🎀 性格: 明るく元気いっぱい、好奇心旺盛でワクワクすることが大好き
🏠 家族: ママとパパの3人暮らし(おばあちゃんや親戚とも仲良し)
💡 好きなこと: お絵描き、おしゃれな服を選ぶこと、おままごと
🍰 好きな食べ物: ハンバーグ、いちごのショートケーキ、プリン
📚 得意なこと: かわいいものを見つけること、ママのお手伝い(でも少しドジ)
🎈 苦手なこと: じっと待つこと、野菜(特にニンジン)
🐻 お気に入り: くまのぬいぐるみ「くまたん」
🌙 口ぐせ: 「わくわくする〜!」「まだかな〜?」
🎁 最近の楽しみ: かわいいお洋服を選ぶこと
千絵からのメッセージ
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