おいで~😊こっちだよ~

ショートストーリー
ユミの全力アプローチ
『おいで~😊こっちだよ~』
快晴の昼下がり、公園の木漏れ日の下でユミは友達のナナと一緒にベンチに座って楽しそうに話しています。二人はもう一人の友達、カオリを待っていました。カオリが最近、子犬を飼い始めたという話を聞き、犬好きなユミは前日から大興奮。
「どんな犬かな?小さいのかな?ふわふわかな?」と目を輝かせながら何度もナナに聞きます。
ついに遠くからカオリが小さな子犬、シロを連れてやってきました。真っ白でふわふわのシロを見たユミは「かわいいーーー!!」と歓声を上げ、小走りで駆け寄ります。
しかし、ユミが勢いよく近づきすぎたせいか、シロは少し人見知りの様子。カオリの後ろに隠れるようにしり込みをしてしまいます。
それを見たユミは「大丈夫、怖くないよ」としゃがみ込んで、優しく「おいで~😊」と声をかけました。
時間をかけて呼び続けるユミの姿に、カオリとナナも微笑みながら見守ります。ユミは「ほら、手もあったかいよ」と笑顔を見せながら、シロが自分に少しずつ近づいてくるのをじっと待ちます。
シロがゆっくりとユミの手元まで歩いてきて、鼻をちょんっと押し当てた瞬間、ユミは感激!
「やったー!触れる!」と、ふわふわの毛をそっと撫でます。
そんなユミの姿に、カオリが「やっぱりユミ、犬好きだね~」と微笑みながら声をかけます。
ユミは嬉しそうにうなずきながら、「シロちゃん、これからもっと仲良くなろうね!」と声をかけました。
その瞬間、シロは急にピョンと身を翻し、全速力で反対方向へ走り出します。
「え!?待って、どこ行くの!?」と慌てるユミ。その先には、ナナが子犬用のおやつの袋を片手に、笑顔でシロを待ち構えています。
シロはナナのところまで駆け寄ると、嬉しそうにしっぽを振りながら、ナナに飛びついていきました。
ナナは「おいしいおやつだよ~♪」と言いながら、片手でシロを撫で回します。
ユミはそんな二人(一人と一匹)の様子を見て、「あーっ!それズルい!!」と抗議。
ナナは満足げに笑いながら「へへ、作戦勝ちだね!」とウィンクします。
カオリが「でもユミのおかげで、シロが少し人に慣れてきたよ」と優しく声をかけると、ユミは「まあ…そう言ってくれるならいいけどさ」とむくれつつも笑顔を見せました。
ナナが「ねえ。一緒におやつあげよーよ!」とユミに袋を差し出しました。ユミもおやつを手に持ってシロにあげてみると、シロは嬉しそうにペロペロと食べ始めます。
シロと仲良くなれたユミとナナ。二人は公園のベンチに腰掛けながら「また一緒に遊ぼうね!」とシロに声をかけました。
ユミはシロの頭を撫でながら、「次はおやつなしでもちゃんと来てくれるかな?」と笑顔でつぶやきます。
ナナが「ユミもおやつ持ってきたら?」と茶化すと、ユミは「次は私の魅力で呼び寄せてみせるから!」と自信満々に宣言。
みんなの笑い声とシロのしっぽの振る音が、公園に響いていました。
プロフィール
名前:ユミ(由美)
年齢:10歳(小学4年生)
性格:
明るくて活発、好奇心旺盛な性格。誰とでもすぐに仲良くなれる人懐っこさを持っています。動物が大好きで、特に犬を見るとついつい声をかけたくなります。少しだけ負けず嫌いなところもあり、友達と競争になると真剣に張り合うことも。
趣味:
- 公園で友達と遊ぶこと
- 犬や猫と触れ合うこと
- 絵を描くのが好きで、ノートにはいつも犬や花の落書きをしています。
特技:
- 動物とすぐに打ち解けること
- 友達の気持ちを明るくすること
- 木登り(小さい頃から得意で、公園の木によく登っている)
好きなもの:
- 動物全般(特に犬)
- カレーライス
苦手なもの
- ピーマン
- 長時間じっとしていること
家族構成
両親とお姉ちゃん(中学2年生)、そして飼い猫の「ミミ」。犬が好きなユミですが、家ではネコを飼っています。毎日「ミミと犬が一緒に遊んだら楽しそうだな~」と夢を膨らませています。
将来の夢
ペットショップの店員さんや動物園の飼育員。できれば、犬や猫がたくさんいるところで働きたいと思っています。
一言キャッチコピー
「おいで~😊」が口癖!動物も友達も笑顔で呼び寄せる天真爛漫な女の子。
ユミからのメッセージ
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