わっ😆そこジャンプするの!?すごい!
ショートストーリー
みさおはいつの間に…?
『わっ😆そこジャンプするの!?すごい!』
リビングのテレビには、ゲーム実況の動画が映っている。操(みさお)はソファに座り、足をブラブラさせながら画面に夢中になっていた。実況者の軽快なトークと、ゲームのハラハラする展開に、操の黒い瞳はキラキラ輝いている。
「わっ、そこジャンプするの!?すごい!」
思わず声を上げ、体を前のめりにする操。そのとき、手に何かが当たる。ちらりと見ると、ソファに置いてあったおいしそうなポテチの袋が目に入った。
「ん?ラッキー!いいところにおやつが。」
操は何げなく袋に手を伸ばし、テレビを見つめたまま、パリッと音を立てて袋を開ける。そして特に深く考えもせず、袋の中に手を突っ込み、お菓子をつまんで口に運んだ。
カリッ、サクッ。お菓子の軽快な食感が口の中で広がる。実況のクライマックスに合わせるかのように、操の手は止まらない。画面とお菓子、どちらにも夢中な様子だ。
「…それ、私のポテチなんだけど?」
突然背後から声がして、操はハッと振り返る。そこには、腕を組んだお姉ちゃんが立っていた。
「あれ?これ…?」
操は手元の袋を見て、一瞬考えるふりをする。しかし、袋を隠すにはどう考えても遅すぎた。お姉ちゃんはじっと操を見つめている。
「食べてないってば!」
操はそう言いながら袋を背中に隠し、得意げな表情を浮かべた。だが、お姉ちゃんは「バレバレだよ」と冷静に指を指す。
「ほら、ほっぺたにポテチの粉ついてるし、手も粉だらけじゃん」
その指摘に、操は一瞬固まるが、すぐに自信満々に言い返した。
「…まだ1まいしか食べてない!」
どや顔の操に、思わずお姉ちゃんも唖然。しかし、袋を取り上げて中身を見ると、明らかに半分以上がなくなっている。
「その1枚って大きすぎない?」
お姉ちゃんのツッコミに、操はしばらく黙り込むが、やがて照れ笑いを浮かべながらこう言った。
「えへへ、でもおいしかった!」
お姉ちゃんはため息をつきつつも、呆れたような笑顔を浮かべて、「次からちゃんと聞いてから食べなさいよ」と諭す。
結局、残りのポテチを二人で分け合いながら、ゲーム実況を見て笑い合うひとときに。操の無邪気な一言に、お姉ちゃんは思わず肩の力を抜いて笑ってしまったのだった。
プロフィール
名前: 操(みさお)
年齢: 9歳(小学3年生)
誕生日: 4月12日
血液型: O型
性格:
- 天真爛漫で、好奇心旺盛な性格。
- 何にでも興味を持ち、思ったことをすぐ口に出すタイプ。
- ちょっぴりおっちょこちょいで、自分の失敗を「まぁ、いっか!」と笑い飛ばす明るさが魅力。
- 怒られてもあまりへこたれず、かわいらしい言い訳で周囲を和ませることが多い。
外見:
- 黒髪のポニーテールがトレードマーク。
- 前髪は少し厚めに切りそろえられ、活発さと幼さを感じさせる。
- 小柄な体型で動きが大きく、表情豊か。
- ラフなパーカーやスカートが好きで、少しお姉さんっぽい服装にも憧れている。
好きなもの:
- ゲーム実況: 格闘系のゲームの実況が特に好きで、お気に入りの実況者の動画を夢中で見ている。自分でもゲームをやりたいが、まだ苦手。
- スナック菓子: ポテトチップスが大好きで、目に入ると思わず食べてしまう。お姉ちゃんと取り合いになることも。
- ぬいぐるみ: お気に入りのクマのぬいぐるみ「くまたろう」を抱いて眠るのが日課。
苦手なもの:
- 算数のテスト: 計算が苦手で、よく間違えてしまう。「こんなにいっぱい数字出さないで!」とぼやくこともしばしば。
- 虫: 小さな虫でも驚いて大騒ぎするが、お姉ちゃんに守られると少し得意気になる。
家族:
- 中学生のお姉ちゃんはしっかり者で、操をよく面倒を見る頼れる存在。
- 両親は忙しいながらも家族団らんを大切にしており、操はお父さんの冗談を真似してみんなを笑わせようとすることが多い。
夢:
- 将来は「ゲーム実況者になりたい!」と意気込んでいる。
- お父さんに協力してもらって、遊びで動画を撮るが、まだ声を録るだけで恥ずかしくなってしまうため、現在練習中。
操からのメッセージ
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