えっ😲そんなとこ行くの!?
ショートストーリー
あずさの冬休み計画
『えっ😲そんなとこ行くの?』
冬休み前、最後の登校日の昼休み。あずさは友達のりおと机を寄せ合いながら、冬休みの予定について話していた。
「ねえ、あずさの冬休みはどんな予定?」
りおが楽しそうに聞いてくる。
「あたし?えっと……おばあちゃんちに行くくらいかなぁ。あとは家でゴロゴロ…」
あずさは肩をすくめて答えた。すると、りおは目を輝かせながらこう言った。
「私ね、家族で温泉旅行に行くんだ!」
「へぇ、いいなぁ~。温泉とかすっごく気持ちよさそう!」
あずさも温泉は好きだったので、羨ましそうに微笑む。
「しかもね、今回は混浴の露天風呂だよ!」
「えっ😲そんなとこ行くの!?」
思わず声を上げてしまったあずさ。顔が真っ赤になり、あわてて周りを見渡す。
「だって混浴って……男の人もいるんでしょ!?恥ずかしくないの?」
りおはケラケラと笑いながら首を横に振った。
「大丈夫だよ~、みんなちゃんとタオル巻いてるし、すっごく景色がきれいなんだって!お湯に入りながら雪が見えるんだよ!」
「うーん、でも私はそれ無理かも……」
あずさは手でほっぺたを押さえて、恥ずかしそうに小さな声でつぶやいた。
「そんなの慣れだよ!最初はちょっとドキドキするけど、行ってみたら全然平気だよ!」
りおはまるで得意げに説明を続ける。
「そ、そうなのかなぁ……」
あずさは半信半疑のまま、りおの自信満々の笑顔を見つめた。
「ねえ、あずさもいつか一緒に行こうよ!きっと楽しいよ!」
りおの突然の誘いに、あずさはまたしても驚いてしまう。
「ええっ!?絶対無理だってば!」
恥ずかしさのあまり身をよじらせるあずさ。その姿を見たりおは、笑いながら「じゃあ、練習がてら家のお風呂でタオル巻いてみるところから始めなよ!」と軽口を叩く。
「あ~もう!りおったら!」
結局、話題の中心はずっとりおの温泉旅行の話で、あずさは終始照れっぱなしだった。
学校の帰り道、あずさは空を見上げながらつぶやく。
「でも……景色がきれいな露天風呂はちょっとだけ、気になるかも」
ひんやりと冷たい冬の風に、あずさの頬がさらに赤く染まるのだった。
プロフィール
名前:南野 梓(みなみの あずさ)
年齢:10歳(小学5年生)
誕生日:2月19日
血液型:A型
身長:141cm
性格:
・控えめで少し恥ずかしがり屋だが、好奇心旺盛。
・周りの人を気遣える優しい性格で、友達から信頼されている。
・新しいことには少し尻込みするが、背中を押されると一生懸命挑戦する努力家。
家族構成:
・お父さん(会社員)
・お母さん(パート勤務)
・お兄ちゃん(高校2年生)
・愛犬「マロン」(ミニチュアダックスフンド)
趣味・好きなこと:
・読書(日本の歴史や古文に興味がある)
・イラストを描くこと(ちょっとした落書きを友達に見せるのが密かな楽しみ)
・自然が好きで、休みの日は公園や山の中を歩くのが好き。
苦手なこと:
・人前で発表すること(緊張しやすい)
・運動全般(特に体育の持久走は苦手)
好きな食べ物:
・プリン(特におばあちゃん手作りのなめらかプリン)
・いちご大福
・焼きたてのパン
特技:
・お菓子作り(母と一緒に作るクッキーが絶品)
・友達を笑顔にすること(ちょっとした冗談や仕草が可愛らしく、場を和ませる)
学校での立ち位置:
・クラスではみんなに親しまれる「癒し系」。
・特に親友のりおとは毎日のようにおしゃべりし、楽しい時間を過ごしている。
・学級委員などは苦手だが、裏方でクラスを支えるのが得意。
好きな言葉:
「小さなことから始めよう」
コツコツ努力を重ねることを大切にしている。
あずさからのメッセージ
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