ナイショだよ🤫ゼッタイ言わないでね!
ショートストーリー
ナオミとユアの秘密
『ナイショだよ🤫ゼッタイ言わないでね!』
放課後の校庭、ナオミとユアは並んで歩いていた。ユアが「ナオミ、なんかおもしろい話ない?」と聞くと、ナオミは少し照れくさそうに笑いながら「あのね…」と声を潜めた。
「今日さ、となりのタクミくんが、給食の時間に私のことじーっと見てたの!」ナオミが言うと、ユアは目を丸くして「えっ⁉それ本当⁉😲」と驚きの声を上げた。
ナオミは「シーッ!ユア、大きい声出さないでよ🤫」と慌ててユアの口を押さえた。周りを気にしながら、ナオミは続きを話し出す。「だからね、私が『どうしたの?よそみしてると牛乳こぼすよ』って言ったら、タクミくん慌てて目をそらして『なんでもないよ!』だって」
ユアは思わずニヤニヤしながら「えー、それってちょっといい感じじゃない?😊」とからかうように言った。ナオミは「違うよー!ただの気のせいだし!」と顔を真っ赤にして否定するけど、どう見ても嬉しそうだ。「でも、タクミくんがナオミのこと見てたのは確かなんでしょ?」とユアがニヤニヤしながら続けると、ナオミは「もう!やめてよユア!」と笑いながら肩を叩いた。
「それでさ、ナオミはどうしたいの?」とユアが尋ねると、ナオミは少し考えて、「うーん…別に何かするわけじゃないけど、今度タクミくんが何か話しかけてくれたら、ちゃんとお話してみたいなって思ってる」とポツリとつぶやいた。その言葉にユアは「ナオミらしいな~。でも、応援してるからね!」と笑顔で答えた。
「でもね、ユア。この話、絶対ナイショだからね!」とナオミが真剣な顔で言うと、ユアは「わかってるってば!誰にも言わないよ🤫」とピースサインをした。二人だけの秘密の話で胸を膨らませながら、夕焼けに染まる校庭を、二人の笑い声がいつまでも響いていた。
プロフィール
ナオミ
- 名前: ナオミ(尚美)
- 年齢: 8歳(小学2年生)
- 性格: 明るく元気で好奇心旺盛。少し照れ屋な一面もあり、思ったことをすぐ口に出してしまうけど、真面目で周りに気を配れる優しい性格。運動が得意で、特に体育の授業ではクラスの人気者。
- 好きなもの: いちごミルク、お絵描き、走ること。最近はお気に入りのマンガを読むのに夢中。
- 苦手なもの: 算数の文章題と、怖い話をされること。お化け屋敷には絶対入らないタイプ。
- 将来の夢: 漫画家になりたいと思っているけど、周りにはまだ秘密。
- 一言: 「どんなことでも、ユアにだけは話たくなっちゃう!」
ユア
- 名前: ユア(優愛)
- 年齢: 8歳(小学2年生)
- 性格: 落ち着きがあって賢く、友達の話をよく聞く聞き上手。ちょっとおませなところがあって、からかうのが好きだけど、実は困っている友達には全力で助けようとする面倒見のいい性格。
- 好きなもの: シール集め、甘いクッキー、教室でこっそり秘密のおしゃべりをすること。
- 苦手なもの: 体育での高い跳び箱と、授業で急に当てられること。
- 将来の夢: お花屋さんになりたい。かわいい花に囲まれて、みんなを笑顔にしたいと思っている。
- 一言: 「ナオミの秘密、ちゃんと守るよ!でも、その顔、絶対タクミくんのこと嬉しいんでしょ~?😊」
二人は親友でありながら、性格の違いがとてもいいバランスを作っている仲良しコンビ。元気いっぱいのナオミと、少しおませで冷静なユアが、一緒にいるといつも笑いが絶えない。これからも二人の友情は続いていく!
ナオミからのメッセージ
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